仮置き場

書き殴り系備忘録。不便なので移転してきました。

勢いで平昌五輪

紆余曲折して結局観に行きました😂

逡巡したけど、冬季五輪を現地で見れる機会

平昌だけかも知れないと思い直したのも大きくて。

次回北京五輪のスキー場は張家口と言う

現在公共交通機関では高速バスでしか行けない場所だし、

その次に立候補してる札幌が選ばれる可能性は

北米複数都市の他候補ライバルが強い&東アジアが続き過ぎてる事から

確率低いかもしれないと。

 

 

開催都市と渡航あれこれ


冬季五輪はベースとなるそこそこ大きい都市に氷系競技や施設の大半が置かれ、
雪系競技はそこからかなり離れた山の中と言う隔離気分を味わう事が多いですが、
今回の平昌は雪山でした、都市じゃねぇ😂

 

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西から
「平昌」はフリースタイル系競技の会場、
「珍富(バスだと横渓)」はアルペン競技やメダルプラザに開閉式会場と報道センター、
「江陵」は氷競技で、日本海に面しています。

宿は圧倒的に江陵に多くあります。

 

私が行くのを躊躇したのは
韓国の新幹線KTXの延伸が間に合うのか危惧していたのと、
お目当ての会場「珍富」近くの宿が絶対数が少ない上
取れた!→ごめんなさい、埋まってました を繰り返された事。
(ロシアW杯でも似たような話聞きますね)
前の年初夏に行った時は間に合うと思えなくて😭


ともあれ前の週の予定が片付いて、現地に向かった人の動向を見るに

あー行けるな…ってなって😂
諸々確認して、外出しようとしていた家族に「行くかも」とだけ告げておきました。
(ホワイトボードの行き先に平昌と書いて出た😂)

出発当日に試合のチケットと航空券と宿を予約と言うのは初*1

 

 

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試合会場の雑感

 

私が見に行った競技はアルペンスキーの男子スラロームで、

絶対王者(by NHK)自分史上最大級に応援してるマルセル・ヒルシャーが

一番の得意競技での金メダルを取る所を見たい!

これが私のエンジンとなって韓国の山の中まで運ばれた訳ですが、

競技が始まってすぐヒルシャーは後手を踏む滑走で旗門不通過で失格となり

10分しない内に第一目的喪失😂😂😂

人生は甘くない事を思い知らされました😭

 

その後「対抗馬」ヘンリック・クリストファーセンも2本目で失敗と言う

「どうぞどうぞ」ぶりでレース自体は思わぬ終わり方を😭

大荒れのレースとしての面白味と五輪は競技の最高峰であって欲しいと言う気持ちと😂😂😂

 

そんななか心に残ったのは、

思いのほかヨーロピアンがわんさかファーイースまで来てる事😂

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1月オーストリアまでレースを見に行った時は

日本の志賀高原や苗場でW杯を開催しても

このお客さんの山は来ないんだよなぁと複雑な気持ちになったけど、

五輪だと来るんだ!

本場をそのまま持って来れるなんてズルい…

あぁ日本で開催したい冬季五輪😂

 

 ===

 

江陵のお店 

 

連なるお店の入口に総て同じデザイン

韓中日英表記のPOPのメニューが出ていて、

写真と金額が入ってるのは良かった、

五輪対策なんだろうけど決め手になりました。

 

五輪会場のエリア江原道ジャガイモの産地として知られているのと、

日本海側の江陵シーフードで有名なので、

タコとじゃがいもの鍋料理美味しかったw

ちょっと辛い味付けの鍋に生のタコを入れておばちゃんがハサミでチョンチョン切って煮えるのを待ちます。

こちらのタコは日本の普通のタコとイイダコの中間くらいのサイズで、手が掛からなくて柔らかくて良いです。

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近隣の市場のハングルしか無い食堂や餅菓子も良かった。

写真はタチウオのお刺身をコチュジャンと野菜で和えた物。これをご飯の上に載せて混ぜて行きます。

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↑市場の食堂の海鮮ビビンバ。手がかりがハングルしかない時は画像翻訳アプリが役に立つw

市場で蒸しケーキや餅類を買うのはライフハック化してきてるw

 

やっちまった日、近所まで戻って来たら深夜に一軒だけぽつんと明かりが。

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そのクッパの食堂で持ち帰りを頼んで。

昔日本語を話してたおばちゃんが経営してて

やりとりする内錆びついてた日本語が

どんどん滑らかになって行くのには軽く感動😂 

レンチンじゃ美味しくないとぐつぐつ煮た鍋を出前で準備してくれて、

細々した薬味類味噌類とともにいただくスンデクッパ最高でしたw

 

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要らん事 

 

一応何を「やっちまった」のか残しときます。

カーリングはチケットが売り切れだったので

ボード出して玉砕…はいいのですが、

帰りにうっかりシャトル乗り間違えて束草市まで行きました😂

乗り合わせた他のお客さんの機転で江陵に戻るバスに乗れたんですが、

翌日の試合観戦の為にタクシー代20K掛けて戻るか…と本当落ち込みました😭

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 ↑60〜70kmあったかな…韓国は自国産業保護の観点でGoogleマップに制限かけてます(徒歩と自動車がNAになる)

 

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上手く回ってる運営

 

ちょっと長いパートなので、興味ある方だけ

ソウルから江陵方面に行く電車は1時間に一本程度でしたけど、

(↑ソウル近郊にもう一つ起点駅があるのでもうちょっと頻度は高い?)
平昌〜江陵間はそこそこ頻繁に電車が出てる。
珍富駅からはシャトルバスの乗り継ぎで会場に到着するんですが、

駅から離れた所にバスの乗り継ぎターミナルを作り、会場行きのバスに乗り換え。

 

恐らく遠隔地からのバスなどもここで乗り換える事で

渋滞が駅に繋がるのを避けてるんだと思います。

で、この会場行きのバス乗り場の前にチケットのQRチェックインと保安検査があるので、

降りたらすぐ自分の席に向かえる。

帰りは会場から数台のバスを並べ随時乗り継ぎターミナルに向かうので捌けるのが早い!

(ビッグスワンのバス捌きに通底する快適さ)

 

観戦のスタンドは、最前地面レベルにチーム関係者と映像主体のマスコミ、

その後ろとサイドにひな壇、

さらに後方にそびえるvip席とプレスセンターと思しきビルが

塀がわりに外からの視界を遮断しています。

(野津田改修の頃作られた仮ビルっぽい感じ)

効率的な配置だなと正直感心しました。

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また仮設トイレは個室5に手洗い1という

コンテナ大のユニットがサクサク置かれてるんだけど、

待ち時間も殆ど無くて

フジ○ック等で個室をズラーッと置くスタイルより効率が良い。

ちゃんとした部屋感のある清潔なトイレで、

仮設という言葉で連想されるプラスチックの床が汚れまくったアレではなく。

オーストリアもキッツビューエルはこれと似た仕様で…

清潔好きの日本人がこの方式を取り入れ無いのはなんでだろ?

 

日本では運営の不備ばかりがニュースになったけども、

(その稚拙なあれこれはもちろん実在してると思うけど)

上手く回ってる部分を鑑みると、

実際これ以上の運営を出来るのか不安になりましたw

もっとも交通インフラに関しては国中からバスを掻き集めてこれたり、

民間には不可能な力で車道も人道もワガママにコントロールできるのが大きいとは思うけども。

 

 

*1:*上には上が居て試合のチケット無し、 宿も明日どこに泊まるか決まってない日本人のねーさんがw 五輪は毎回見に行く強者らしい。 姉が日本語話せる韓国人姉妹とともにお喋り楽しかった。

ガルミッシュ=パルテンキルヘンでツークシュピッツェへ(ドイツ・オーストリア旅③)

読む気の起きにくい長たらしいタイトル文字の羅列だと思うけど少しだけお付き合いください😂

 

ドイツは寒くても山があるのは南のヨーロッパアルプス寄りだけ…で、

その山麓の町ガルミッシュ=パルテンキルヘンに。

名前がやたらに長いのは冬季五輪の為に合併したかららしい。

個人的にはロイエンタール等の声に出して言いたいドイツ語最高峰だと思う😂

 

その町に聳えるツークシュピッツェ山はドイツ最高峰で2962m、

富士山を擁する日本人には「なんだそれくらいか…」とも思いそうですが、

日本の3000m級の山はほぼ日本アルプスに属し

冬山に挑戦するにはかなりの覚悟が必要…

が、このツークシュピッツェ

標高708mの山麓からケーブルカーとロープウェイでほぼ山頂まで行けてしまうw

それこそハイヒールで登山も不可能ではない、屋外に出なければ😂

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 本当の山頂は向こう見える十字架風オブジェの所らしいけど、冬は無理ですね

 

行きたかった理由の一つにはこの山頂にドイツ・オーストリアの国境がある事、

バイエルン州とチロル州の紋章や旗が

狭い屋上庭園に並んでる絵はワクワクしますw

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理由その2。

自分史上2番目に応援している

アルペンスキーのフェリックス・ノイロイターが

ガルミッシュに住んでいて

ツークシュピッツェで登山している動画や

犬を連れてロープウェイ麓の神秘的なアイプ湖でくつろぐ姿、

美しい自分の故郷にして現在の住処をドヤって自慢されて、

ヨシいつか行ってやる!ってなっていた事。

 

それと山頂にはレストランがあって

絶景を眺めながらビール🍺が飲める事を知ってたのも大きい😂😂😂

 

この山頂、オーストリア側からアプローチするロープウェイもあって、

当初はオーストリアからドイツに戻る

国境越えルートをここにしようかと思ったんですが、

オーストリア側の山麓駅がドイツを経由しないと公共交通機関では行けない

飛び地的な存在と知りそれは断念😭

 

ちな自分的に2962mは自分史上最高高度で、

息切れが早くなりましたw

オーストリア側のレストランから戻る時にエレベーターのトラブルがあって、

ドイツ側に戻る際にマンション4階分くらいの階段を登りかなりシンドかったw

 

ともあれ絶景とビールとご飯、言う事ないよねw

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このご飯、豚の炙り焼きにお団子が付いてるのですが、

絵本「山のクリスマス」に出て来る、お団子シチューとかの団子はこれか!

って無駄にテンション上がりましたw

ビールはシュティーゲル、ザルツブルクのビールらしい。

 

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インスブルックとチロル(ドイツ・オーストリア旅②)

インスブルックは行ってみたい理由が幾つかあって

1日時間を取ってゆっくりしたい街でした。

 

 

特に2つの大きな理由

 

①子どもの頃大好きだった絵本の舞台だった☺️

②日本人アルペン選手は欧州を転戦する冬の時期、この街に住んでいた☺️

(長くなってしまうので個々の説明は最後に)

 

 

女帝マリア・テレジアがこの地を気に入って国の首都にしていた時期もあるし、

ウィーンを想わせる優雅な建物や文化が残っている事も憧れでした🏰🍰☕️

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周囲は急峻なアルプスに囲まれていて

こじんまりと落ち着いた街の佇まいとの落差に驚きます。

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プランニングとしては中世から残る建物や街の雰囲気を楽しんで散策ののち、

イン川沿いの市場を覗いて夕暮れと前菜をつまみ一杯飲んでから

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伝統的なカフェに移動してウインナシュニッツェルや

ザッハトルテアプフェルシュトゥルーデル

オーストリア名物を一気に攻める…でしたが、

市場のお店のメニューより持ち帰りできるお魚の惣菜の方が魅力的で

気付いたら宿で食べるご飯を仕入れていた😂

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せっかくの真っ当な外食チャンスが…

 

この旅では何度かカスタードやクリームを添えた

正調アプフェルシュトゥルーデルを食べるチャンスがあったんですが、

インスブルックまで我慢していたのが裏目に出て食べれず仕舞い😭

ホーフブルク宮殿界隈の迷路の様な小径の散策や

オーストリアやチロルに因んだお買い物は楽しめましたがw

 

スキーのオーストリア代表のお店に飛び込んだら

ヒルシャーの着てる代表ジャケットがセールで値ごろに😂

お店のおばちゃんに

「私はヒルシャーの大ファンでシュラドミングも行って来たのよ」と言うと

パッと誇らしそうな顔で「彼は素晴らしい選手。

こっちの色だとヒルシャーと完全にお揃いになるけどいいの?」って☺️

そのまま最初の色のを購入したけど、私はジャケットと一緒に

ヒルシャーを誇るオーストリアの人々の想い出も持ち帰りました😂

 

くだんの伝統的なカフェで翌朝朝食を食べた後、

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ドイツのガルミッシュパルテンキルヘンへ向かうべく

インスブルック中央駅へ。

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続きを読む

ミュンヘンとチロルを巡って(ドイツ・オーストリア旅①)

1月の事だけどミュンヘンチロル地方に行ってきました。

主な目的はずっと憧れていたアルペンスキーのワールドカップを見に行く為。

子どもの頃に読んだ絵本「山のクリスマス」の舞台で

その中の細やかな生活のディティールに引き込まれ

その素朴な佇まいに親近感を持った場所だった事も大きいです。

 

ワールドカップのトピックで言えば、

私史上最大級に応援しているマルセル・ヒルシャーが

オーストリアのスキーの英雄ヘルマン・マイヤー

通算勝利数に並び追い越す事が可能なタイミングとなって

歴史的な瞬間が見れるかも知れないという偶然棚ぼたな僥倖☺️

*なおこの上にはイングヴェイステンマルクという伝説のスウェーデンの選手が単独峰としてそびえている…ヘルマンは世界2位(当時)

初秋に骨折していたヒルシャー…

2番目に好きなドイツのフェリックス・ノイロイターも靭帯断裂という大怪我をして、

私は一体何を見に…と凹んでいたけどシーズンインしてから

奇跡的な復活を遂げるヒルシャー!

 

…という話はさておき旅の話です。

ざっくり予約や準備は

今年行くつもりではなかったので出遅れ…

キッツビューエル2試合とシュラドミング1試合、

各2会場のチケットが買えるかチェックしてから

(チケットは主催団体ではなくご当地のスキー協会の管轄)宿を検索。

毎年数万人の観客を誇るイベントゆえ宿がなかなか見つからず、

自分としては珍しく3社の予約サイトで宿を抑える事に。

キッツは最寄り駅では見つからず2つ隣の駅で米国系ホステル予約サイト経由。

シュラドミングはキッツビューエルに比べると比較的歴史の新しい会場なので

行けたら行こう程度ではあるものの、

平日の夜のイルミネーションキラキラのバカ騒ぎに

山奥に5万人が集結!って見たくないですか?😂

 

…が簡単には宿が見つからず、

AirBNB(リクエスト式の民泊)でギリギリ妥協できる金額の宿を見つけるも

「ゴメンナサイ、カレンダークローズするの忘れてたわ」で断られること2回…

もしかしてアジア人だから断られるの?疑念もあり、

もう一度通常の予約サイトを精査しながら再検索。

全く近くない(6〜7km離れた山の上の方)けど

路線バスで上がれて例年レースを見る為のシャトルバスが出てるのを確認!

正直心づもりの金額は上回っていたけど仕方ない、

泊まれなきゃ行けないか生命の危機が待っている😱

 

夏に値ごろなエティハド往復を抑え、

レースのチケットは一日だけ贅沢をして、

(キッツ分の欧州外は事務所に留め置き、シュラ分は宿宛に送付)

鉄道はドイツ国鉄DBとオーストリア国鉄ÖBBのアプリでオンライン予約。

(予約した列車以外チケットは使えないのが面倒)

墺国境にあるドイツ最高峰ツークシュピッツェ山に行く為の

リフト券は欧州圏外は予約不可だった😞

 

 

旅の雑感として…

ドイツは親切で良い人も多いと率直に思うけど、

融通を利かせる事が規則違反に繋がる場合は原則を曲げない国なんだなって事。

感覚的には(日本の)公務員と近い気がします。

そのパチーンと弾かれる感じは冷たく感じる事もあるかも。

チロルの風景は外国に来た気がしなかった、

長野県の大町市〜白馬辺りによく似てる。(勿論こちらがオリジナルだけども)

 

ともあれ、ドイツ・オーストリアで出会った親切な人は本当に多くて

・機内で軽い咳をしたらのど飴をくれたおばちゃん

・コインロッカーを探そうと案内図を確認した矢先に現れて教えてくれたおばちゃん

・卓が空かないので片隅でご飯を食べてたら同席しろと呼んでくれたおばちゃん

・道路の反対側のバス停を聞きに行ったら丁寧に教えてくれたタバコ屋のおばちゃん

・車掌さんとのやりとりに助け船を出してくれたおばちゃん

・「このバス停で降りたいから教えて」に大声で呼んでくれた運転手のおじさん

 (↑これは何処に行ってもよくやるw)

…圧倒的おばちゃんの勝利…ドイツ語圏はおばちゃんに頼るに限る!

 

心に残った出来事としては…

ミュンヘンの有料トイレでherren🚹とdamen🚺を間違えたお兄さんが途中で気付いて引き返して来た時ジッと見てた私と目が合って「やっちゃった」って顔していた事😂

・ホフブロイハウスはイタリア人?の店員さんだけが親切だったし、

 英語で説明してくれた。

・列車で犬連れのイタ泥酔おじさんと泣き怒りおばさんの夫婦が禍々しい空気を。

 周囲に言われた事を3倍返しくらいで返してる空気のおじさんヤバい。

 最後は乗務員につまみ出された。犬がめちゃ可愛くて気の毒…

・キッツの隣村でぼんやり歩いてたら「さっさと渡れ!」て

 全身でジェスチャーしてくるシトロエンのモジャ髪眼鏡おじさん。

 十中八九フランス人。

・シュラドミングの宿へ深夜に帰ったら閉めだされて呼び鈴ビービー鳴らしたら、

 ドイツ語しか喋れないスキンヘッドおじさんがお小言言いながら現れるも

 言葉が通じない同士でニヤッとして終了w

・宿のサウナに行ったらタオル巻いただけのカップルがいて、

 更衣室?も男女共用?丸見えでシステム判らずサウナ断念😭

・前出ののど飴おばさんのダンナさんがわざわざ英語で

 「朝ごはんは魚かな鶏かな(チラチラこっちを見る)」

 「もしかしたら寿司かもしれないね(めっちゃ見てくる)」

・前出の同席おばちゃんが途中でデザートを買いに行って

 ダンナさんと2人にされるも、ダンナさん英語できない風で緊張が伝わる…

 私にも緊張が伝染😭

・ドイツ訛りの流暢な英語が聴き取りづらくて、得意の質問攻めができない…

・ダンケシェーンの言い方だけは上手くなったと思うw

・一番使った英語はMay I have this seat?

・スーパーはオーストリアのMPREISがお気に入り。

 店舗によったら日曜もやってるしパンが美味しい、ロゴも好きw

 

心に残った出来事…(試合とかスキーとか編)

・人類最高の発明:グリューワイン(6€)

・スイス応援の人たちの人数の割の静けさ

・フランス人の個性を競うスタイル半端ない

・イタリア人満員の列車で立ったままエナジードリンクでパーリィタイム(面倒)

・イタリア人サッカー風決起集会でドミニク・パリス応援(うるさい)

・次の日のスタート順を決めるパーティとダウンヒルの表彰が

 いい場所で見れるからダウンヒルの高額チケットが速攻売り切れるのか…

・手術から間もなく出場できないノイロイター来てるのは声で判った

 (眩しすぎて姿は見えず)

・VIP席はグリューワイン・サンドイッチ付き、正直6杯飲みました😂

・イギリス人の多さの謎(冬スポ・コンプレックスあるのでは疑惑)

・ヤーパン(日本)から来てる兄さんが場内DJに紹介され歯切れの悪いコメント😢

ヒルシャーのそこまでの強さを考えると新記録がキッツで決まらないとは😱

・ド吹雪。表彰終わった途端に青空スッキリ。山の天気

・朝のニュース番組が出張してシュラドミングロケ。

 昼の番組も大雪情報と会場のコースコンディションの情報が2大テーマw

・あちこちで聞いた Hulapalu↓ がこの会場では歌手本人まで登場で盛り上がる

 https://youtu.be/lHZtcC67yrY

・キッツのトイレ( ・∀・)イイ!! シュラのトイレ笑うしかない😂

・シュラドミングの2本目までの間、

 スーパーに時間つぶしに行ったら駐車場が発煙筒でパーリィタイム…

・平日ゆえオーストリア人が8割以上(個人の感想です)

・マルセル?ヒルシャー!!!って

 得点時のブンデスリーガみたいなコール&レスポンス楽しすぎw

 ミハエル・マットは愛称ミッヒでマットがマーにしか聞こえず

・シュラドミングのヒルシャーは辺りを睥睨していた…王様か😂😂😂

ヒルシャーの優勝と記録到達に感激していたのに、

 気付いたらずっと話掛けてきてた兄さん達と変顔撮影会😂

 

 

…期待していた(オーストリア国内の)勝利数の記録に到達及び新記録は、

ヘルマン・マイヤーの記録に肩を並べる所までしか見れなかったけれど

その歴史的瞬間に立ち会えた事が本当に嬉しかった☺️

骨折のニュースを目にした時の絶望感からこんな結末が待っているなんて😭

 

シュラドミングの発煙筒についての付記。

こういうのって普通は凶悪な空気が感じられたり、

騒ぎに便乗する社会の(不況等の)ドス黒さを感じられたりするものだと思うけど、

停めてあるクルマは避けているしおじさんお爺さんも慌てず和んでいるし、

失業関係ないお若い層がキャッキャしてるモノだったりで、

オーストリアって豊かなんだなと思わされた。

実際失業率も低め安定なのね。

 

インスブルックとガルミッシュについては別に書けたら書きたいけど書けるかな😂

 

 

そこそこ不自由や不安なく旅が出来たのは一昨年のスペイン行きが大きかったです!

ヨーロッパは夢の国ではなく実在する!ってフワフワ感が消えたのと、

長距離鉄道に乗る心のハードルが下がりました、鉄道さえあれば移動できる!

スペインと比べると道に雪があってツルツル滑りそう…だけど、

首絞め強盗は出ないしそこまでの泥棒対策をしなくても良いかなという安心感と。

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長野市にて

スキーの前日に善光寺さんに詣でようと前乗り。松本にもある勝手知る店を発見して軽く呑んでたら隣のチラチラ見て来てたお姉さんに話し掛けられて以降ずっと旅のお話でその時の話題より。
スペインの旅の時に思ったのは、いつも他の国に行く時は周囲に自分より犯罪のターゲットになりそうな人が居たのに、この国では見回した感じ自分が一番狙われそうだなぁとw
実際ショッピングモールで襲われかけたおばあさんとか、メキシコのクラブで財布盗まれたとか、身近で犯罪にすれ違う事もあったので緊張感はそれなりに。
お姉さんの旅行の荷物を抜かれてく話は参考になったw 

前乗りだしゲストハウスで良いか〜で泊まった宿のいっちゃん可愛いお嬢さんにも話し掛けられた。
日本人の方ですか?がまた可愛い꒰*´∀`*꒱
(宿のお姉さんにもいきなり英語で話し掛けられたけどね。゚(ノ∀`)゚。
ゲストハウス初めてでおっかなびっくりしているのと、スキー部だったお嬢さんが明日行くスキー場が車山って所が萌えポイント。スキー話を一頻りした後、離席して戻ってみれば宿泊中の外人にロックオンされていて。゚(ノ∀`)゚。

明日のプランニングしている中国人の兄さんがスノーモンキーパークに行く話をしてて、次の予定が白馬でスキーな事にせつなさを覚えた😭
とは言え、雪猿目当てばかりじゃなくスキーやボードを求めて志賀高原に来ている外国人も今回凄く増えていて、B&Bと軽く食事出来る外食のBARがもっと増えると良いなと思いました。
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2017の旅

去年のスペインから行ってきました記が全然無かったので💦


4月 富良野・札幌
アウェイに合わせて。
富良野旭川経由しなくてもダイレクトに高速バスで行けるんですね、途中にミスターこと鈴井さんのご自宅がある町があってこんな所から…ってなる程度に距離があるw
札幌・富良野でテイクアウト寿司やスイーツしつつ、地元ご飯屋さんもいろいろ堪能。大好きだったカフェが閉店したのは悲しみ😭
札幌に戻り、サッカー見る。山雅でも東京でも全く勝てたこと無い現地観戦記録更新。札幌の食と言えば…の振り幅が大きい街でテーマを絞りきれないのは本当に楽しい。厚岸の牡蠣が1個100円しないイタリアンバーと豊平峡温泉の本格インドカレーが心に残りました。あ、豊平峡温泉は初の本格的な北海道の温泉が堪能出来て非常に良かった。
スキーは富良野・札幌国際・キロロと行きましたが、異常にあったかくなったのもあり思った以上に春の雪…全体的に標高高く無いんだろうな、シーズン終了時期が早いのも納得。道中やスキー場かの眺めは本州の山山&山って景色と比べると、大きな湖やオホーツク海など景色のバリエーションがありますね。


5月 台湾・韓国・九州
母と妹と台湾〜U20W杯で韓国〜初のミクニスタジアムでFC東京U23と言うハシゴでした。元々の家族旅行の予定に遠征時期が近くて…と言う思わぬ旅程に。航空会社もバニラ〜イースター〜ジンエアー〜ジェットスターとバラバラ。

70代の母とリピーターの妹の好みの中庸を狙うと言うのはそれなりに難しく、延長戦は姉妹だけって事も多々ありましたけど、九份台北それぞれに楽しかった。
3人一部屋の条件を最優先して宿を決めたので、元々母数の少ない九份の宿はすんごい広い部屋だけど民宿!って宿。入口は全く関係ない店舗で道に迷いました(笑)宿のおじさんの手作り朝食が美味しいw

韓国のU20W杯は1カ国のチームが3日に一試合と言う日程で、日本の会場は水原・水原・天安。時間の兼ね合いで初戦だけ水原泊に。その宿にいた日本の観戦男子達とビールとチキンを交換しつつ歓談…凄くW杯ぽい。
ソウルの宿でベトナムから応援に来てる男子に遭遇して感銘、天安のベトナムフランスも観客が熱すぎて面白かった。
平昌五輪のイメージルート、江原道バスでぐるぐるも楽しかったし、韓国でやりたかった事をかなり潰し込めた日々でした。そしてグループリーグを勝ち抜けた日本😭 決勝トーナメントもっと残れるかなと思ったけどな…
九州はミクニ以上にドライブイン鳥に2人以上で行くというのをやりたくて…叶って満足w 後は松浦鉄道も楽しかった☺️


10月 沖縄
U23のアウェイ便乗。
やんばる寄りに泊まりたかった、毎日ビーチに行きたかったと言う前乗り。本当は途中から友人が来る筈がやむを得ないドタキャンによりスタジアム以外はぼっち😭
辺戸岬に行くと言う念願叶いましたw


10月 佐賀・博多
日本シリーズ合わせ。
沖縄から帰宅して2日後くらいの出発でそのまま行けば良かったのに?って家族に突っ込まれた😭 CSを勝ち抜ける前提で宿を取っていたけど、博多往復だと航空券高過ぎて佐賀経由で。


来年も幾つか決まっているけど、良い旅出来ますように🙏



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何で松本山雅?

私、長野県に永住すると言う他動的受動的人生を選び掛けていた時期があって。
これだけエクスキューズ付いてる時点でアレですが、本意では無かったのです。
長野県と言ってもリゾートエリアではなく田舎の寒村の閉鎖的な衆人環視社会に属していて。東京に月2回サッカー見に行きます!はこの社会では認められないだろうなと考えてました。

で、東京に毎度毎度行くのは無理としても長野県で常設のサッカー観戦出来る場所は無いものか?と
たまたまサッカー雑誌で読んだ信州ダービーの記事で松本にクラブがあるのを知り、FC東京さんが味スタの芝がダメだからホーム鹿島戦を松本平で開催!なんて出来事があり、
そのスタジアム・アルウィンに向かう途中で翌日の松本山雅北信越リーグの試合のチケットサイズのちっちゃなチラシを貰って胸スポンサーのEPSONに驚いたり。

その後、路線バスと2km弱の徒歩で時々スタジアムに行ったり、たまたま近所である伊那市の競技場で天皇杯があって相方と車で見に行ったり…この時はフッサリした芝生でボールの勢いが弱まり、コンクリートの階段状のメイン側は飯田線の席間の如くゆったり目に座れる程度。バック側のトラック上のごく一部がバモリ専用エリアになってて、こんな所でもそれらしく熱く応援している事に軽く驚嘆したり。…その後何年かして同じ場所で天皇杯が行われた時はピッチの周囲を二重三重の人の輪が取り巻いて本当に驚いた…と言うのは完全な余談ですがw
映画クラシコが松本郊外のシネコンで上映される事を知り、たまたまその時長野県に滞在していて相方に頼み込んで連れて行って貰ったり…その後何度も東京で上映もされDVDも発売されましたが、当時はこれを逃したら見れないと思いましたから。

松本山雅を応援しようという動機はもう一つあって。長野県のリゾートエリアは他府県からの移住者も多くて東京とそんなに感覚の違いが無かったんですが、農村部の江戸時代からそんなに変わってないと思われるアレコレは拒否したい物事が山のように谷のように存在してました。掘っても掘ってもネガティヴしか出て来なかった…ので、長野県に纏わる良い事探し、肯定や共鳴できる事を増やしたいと。リゾートと農村しか知らなかった私にはどちらにも属さない松本市と言う小都市も新鮮でした。

北信越から上に上がる過程で何度か躓いた絶望感は、乗り越えた瞬間の醍醐味に変わりました。J2にも上がりその上にもちょろっと顔を出し…これから先のデザインは凄く難しい気もしていますがハテサテ。ACLに行くような事があったら海外遠征する気は満々なのですがw

以上、以前良くWhy?を聞かれたので何となくまとめてみましたw
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