インスブルックとチロル(ドイツ・オーストリア旅②)
インスブルックは行ってみたい理由が幾つかあって
1日時間を取ってゆっくりしたい街でした。
特に2つの大きな理由
①子どもの頃大好きだった絵本の舞台だった☺️
②日本人アルペン選手は欧州を転戦する冬の時期、この街に住んでいた☺️
(長くなってしまうので個々の説明は最後に)
女帝マリア・テレジアがこの地を気に入って国の首都にしていた時期もあるし、
ウィーンを想わせる優雅な建物や文化が残っている事も憧れでした🏰🍰☕️
周囲は急峻なアルプスに囲まれていて
こじんまりと落ち着いた街の佇まいとの落差に驚きます。
プランニングとしては中世から残る建物や街の雰囲気を楽しんで散策ののち、
イン川沿いの市場を覗いて夕暮れと前菜をつまみ一杯飲んでから
伝統的なカフェに移動してウインナシュニッツェルや
オーストリア名物を一気に攻める…でしたが、
市場のお店のメニューより持ち帰りできるお魚の惣菜の方が魅力的で
気付いたら宿で食べるご飯を仕入れていた😂
せっかくの真っ当な外食チャンスが…
この旅では何度かカスタードやクリームを添えた
正調アプフェルシュトゥルーデルを食べるチャンスがあったんですが、
インスブルックまで我慢していたのが裏目に出て食べれず仕舞い😭
ホーフブルク宮殿界隈の迷路の様な小径の散策や
オーストリアやチロルに因んだお買い物は楽しめましたがw
スキーのオーストリア代表のお店に飛び込んだら
ヒルシャーの着てる代表ジャケットがセールで値ごろに😂
お店のおばちゃんに
「私はヒルシャーの大ファンでシュラドミングも行って来たのよ」と言うと
パッと誇らしそうな顔で「彼は素晴らしい選手。
こっちの色だとヒルシャーと完全にお揃いになるけどいいの?」って☺️
そのまま最初の色のを購入したけど、私はジャケットと一緒に
ヒルシャーを誇るオーストリアの人々の想い出も持ち帰りました😂
くだんの伝統的なカフェで翌朝朝食を食べた後、
ドイツのガルミッシュパルテンキルヘンへ向かうべく
インスブルック中央駅へ。
①岩波の「山のクリスマス」という絵本の
中に出てくる山の生活が魅力的だったのです☺️
https://blog.goo.ne.jp/ska-me-crazy2006/e/676d4d96577dea354a09ab58bbb80877
クリスマス休暇に出発する「町」が州都インスブルックで
連れて行かれたハーマン叔父さんの家がチロルの村。
木炭画にも似たクレパスで描かれたカワイらしい絵柄で
その短い日々の生活が活写されます。
ワルドル🐶のスキーはスキーの履けない彼のために
樽でスキーを作るのですが…そこで起こる悲喜劇😱😂😭
オジサンと天使はクリスマス用にアイシングで絵を描いたお菓子、
その右はクリスマスの定番劇の三賢者の場面。
他にも雪に埋もれた避難小屋をロムルス🐴の引く馬ぞりで見回り
途中ツボに入れたお団子シチューを野外で温めて食したり、
家中を温めるストーブの煙突のぬくもりと
お菓子を焼いているはちみつの匂い等々細やかな日々の生活が心地よくて…
インスブルック駅前で果物を売るハンシのお母さんがコンロにりんごを入れて
焼きリンゴを作って待ってる描写も大好き!
作中でインスは風の寒い味気ない都会以上の印象は無いのですが😥
②歴代日本人アルペン選手が欧州のベース基地として住んでいたのですが、
ブログや番組インタビューで垣間見える生活の匂いにワクワクもし
ハードでキツい外国で転戦する日々の中、
くつろいで休める場所が存在してる安心感に救われたりもしていました☺️
セレブ風にインスブルック在住と紹介されていたのは😂😂😂
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