人と話をする、それだけが救ってくれる時もある
ここ3年ほど毎シーズンヨーロッパにスキー観戦に行ってました。
憧れのレースばかり「あ、これは行ける!」→「よし行こう!」と脊髄反射のように向かってました。
観戦の為のアレコレの道筋が見えた途端に渡航を決意、でも毎年違う山の中の寒村に行くのは楽しさはもちろんあるけど、結構しんどくて心が疲労してる気もする。なので、一応来シーズンはお休みしようかなと今の所は思います。
細かくあれこれ記すとこれまでの事がブシューっと溢れそうな気もするけど、必死に検索してこれで行けるのだろうか、毎回大きな不安を抱えながら向かった時にその10日〜2週間を落ち着かせてくれるのは、現地の人たちが話しかけてくれたり交わしてきた言葉、その度に一人じゃないと思える事。
不思議と日本だったらこんなに見知らぬ人と話さないよなって事が
度々起きるのは何でなんだろう?
話してない出来事もあるけどそこは許して😂
ラウンジのワイン
乗り継ぎのない旅なんて経済的に無理なので、
昨今はラウンジが使えるプライオリティパスを取得して使い倒してます。
レイオーバードンと来い!
国外のラウンジはワインビール泡フリーが多いんだけど、
ドーハはワイン庫の前にソムリエ風門番が居て注いで貰いました。
May I drink ○○?でOf cause madame!かなんか言われて
笑顔でサービスして貰うの嬉しいのだ。
(私的に縁遠いお高めご飯のお店風で)
ちょいの間門番が消えた時に盗み酒よろしく手酌でがっぽがっぽ注いでる面々が居て
笑えるけどせつなかった。
ラウンジの場所取り問題
ドーハのラウンジ(早朝深夜は本来のラウンジより良さげな所に案内されてる模様✨)は
入口前がビュッフェとダイニングスペースで左手がデスク、
奥が1人がけソファをボックス風に並べた席です。
ダイニングだけ充電機器がないのでソファエリアのダイニング間近の席が一番良いんだけど
どうしても埋まりがち…でお子さん連れ3人組だと4人席風の椅子一つが空いてるので
そこを重点的に狙いました🐙
お子さまは親の方に寄ってしまうので居候感がない。
May I have this seat?は魔法の合言葉
パレルモの宿のゆき違い
中抜けでアグリジェント泊まるので荷物を置いて行くという許可を
宿のボス格の人に貰ってたんだけど引き継げてなかったみたいで
担当の女の子がアワアワして居た。
他を巡って来たの?→旅行の最初がシチリア・パレルモだよ!って答えたら
凄く嬉しそうにしてたから地元の子なんだな。
美味しいお店をたくさん教えてくれてたから時間があったら行きたかった。
アグリジェントのクズ野郎
神殿の谷から宿に向かってバス待ちしてたら、
駅と逆方向のバス停で待ってる私をおかしいと思ったのか英語ゼロで話しかけて来た。
その後運転手さんに俺が案内するから気にスンナ的会話(多分)をしていた。
この辺までは町の親切くん。
が、宿の前にビールを買ってから行きたいと私が言った辺りから本性が現れる。
町のあちこちに知り合いが居て家族に囲まれてるような状況なのは分かった。
が、会う人ごとにタバコをたかるしクルマを乗せてくれそうな人を探ってる、
その時の反応でこの子はクズと思われてるなぁ。
でもまぁ実害がなければこのブラ歩きも悪くないと開き直り
地元のバールでサンブーカを引っ掛けたりビールを買ったり。
そのバールではそこのママにクズ野郎も心配されてるけど、
私も気にかけてもらってるのが判りちょっと嬉しくなる。
(全く英語は話せないなりになんとか会話したいという気持ちが見える)
未成年だとやだなぁと思い年齢を聞いたが24歳…この日は平日やし…
おこがましいけど真っ当に生きてくれると嬉しい😭
アグリジェントのバス待ちおじさん
アグリジェント駅に戻るバスを待ってたら例によって英語ゼロのおじさんが話しかけてくる。
この辺だと神殿の谷がいいぞと言ってきて(多分)写真を見せられたので、
前日私が撮った写真を見せて「行ってきたよ!」と言うと満足そうに頷く。
(でも多分言葉は全く通じてないw)
この自信満々でイタリア語で話しかけて来るの嫌いじゃない。
パレルモの食堂
東洋人は東洋人の隣なら問題ないと思われがちで、
混み過ぎのトラットリアで相席になった女の子が、
ストリートファッションの日本人?と思ったら中国系アメリカ人だった。
彼女はシチリアだけ回ってるそうな、その他断片的だけど雑談。
アンティパストの部、頼んだムール貝の前菜が売り切れで悩んでたら
カポナータ美味しいよ!って薦めてくれたので素直に頼む。
いかにもなアメリカ人の社交ではなかったから、ご家族とは普段中国語で話しているのかも。
音声会話アプリで話してるのが聞くともなく聞こえて、中国語かな?って思った。
「このメニューは店内で唯一の英語メニューなんだよ」彼女と同じテーブルでラッキー🤞
海外で日本人と接近すると嬉しくない事が多いけど、たまには嬉しい事もある😂
ローマオペラ座のトイレ少な過ぎ問題
トイレが少ない汚いとは聞いてた。
が、オペラ座のワンフロアにあるトイレがめちゃ少ない…個室にして3も無かったような?
イタリア人トイレ行かな過ぎなのでは。
終演後トイレを待つ人が5人程度という脅威…イタリア人はトイレ超人
ローマのピザ屋
めちゃくちゃ混み過ぎて直前まで可能だったテイクアウトto goができなくなった😢
(今思うとこの日は三連休初日)
「今日は忙しすぎるからto goはダメ」「どうしても持ち帰りで食べたい」「無理無理」
押し問答の末に「判った、中でいいから食べたい」「外に並び直して」
一刻オヤジ風マダムの仕切り嫌いじゃない。
常連さんのお子さまには限りなく優しかったのも好印象。
お会計の時料金外で€コイン渡したらしょっぱい笑顔で受け取ってくれてニヤニヤする。
ピザに並ぶドイツ人
5人組のドイツ人一家がもういちいち店内のピザ状況に発狂気味に興奮していて、
でもドイツ語特有のウントウント聞こえる言葉の落差がとてもおかしくて。
お店の人がいよいよ並びの人数確認に来たら
5人が一斉にチンクエ!チンクエ!って叫んでいたのがまたおかしくてw
バチカンのマレーシア人
月曜日イタリアは休日でバチカンも休日だったらしい。
なのにgetyourguideだとバチカンツアーが予約できてしまった。
早めに集合場所に行くもアレ?アレ?って気持ちでさまよっていたら
他代理店のおじさんが声をかけてくれて
「getyourguideのツアー探してるんだけど」
「今日は礼拝堂も美術館も休みだよ」→😨
「ほら、ここがそちらのツアー会社だけど閉まってるでしょ?」→😨
「返金のメールした方がいいね、この閉まってる扉を撮影するべき」→💡
「(地図を広げて)今日はこの門だけは開いてるからバチカン入るならここへ」→😢
「サンタンジェロ城はキレイだから見ておくべき」→☺️
「ところで5時に仕事終わるんだけどワインでも飲まない?イタリアはワインいいよ」→😂
イタリア人なら反射的にpregoって言ってしまう場面でも英語だったのでこの人絶対外国人だよなぁ、
なんとなくムスリムな気がする。
→話の流れでイタリア国籍を取ったマレーシア人とカミングアウト
「あなたの宗教は何?」「ムスリムだよ」ワインはあかんやろwww
でも本当この時のやり取りには救われたのでおじさんには感謝しかない。
その後のツアーキャンセル
現場の状況に+して「わたしのすべての望みは速やかな返金」と送ったら
慌てふためいた平謝りのメールが届いて速攻返金されましたw
ローマのランチがお休みだった
NHKセカホシで行ってたレストランにランチで行こうとすると見つからぬ。
まさかと思うけどここ?
と集合住宅の中に見える小さなお店いくつかを見に行く。
→明らかに住んでなさそうな私に住人らしき方が声をかける。
「カーチョエペペに行きたいんだけど」
「あ、そこならこう行ってこう…でも今日は休みよ?」→😨
この時にgoogleマップで本日はナントカ祭で休日と度々出てきた意味を知る。
でも凄いな、休みかどうか判るって!→よく見たらすぐ横くらいの場所だった。
チケット問題
今回は1試合しか見ないし単なる着席じゃないvipチケットもあるならそこにしよう!
(レースの合間に古い劇場でお酒とお料理のおもてなしに記念品もたくさん、選手も間近で見れるしレース中も軽食やお酒が出ます、とあった)
チケット購入したがよくある自動メール届かず不安→一応購入画面プリントアウト→
直前に準備が整いましたってメールがきてホッ→
流し読みしててインフォメーションで予め受け取るって把握してなかった→
全然別件でインフォメーションに行く→何故か名前を名乗る流れに→あ!あなた探してた!→
チケットと記念品他一式無事ゲット😂 あぶねー…
チケットたらい回し問題
当日。チケットを持ち他の席種と間違えてゲートに行くとQR読み取りエラー→
偉いおじさんに聞いてもココだよとしか言われない→
その後いろんな人に聞いても間違った場所ばかり教えられる→
流転の中、ある程度のエリアのチケットはフェス風ブレスレットと把握→
その内当日券売り場兼リフト券売り場に案内され「絶対ここなら正解持ってる人がいる!」→
10分弱並び質問、案の定違う窓口の責任者っぽい人が知ってそう「ここを逃したらヤバい」→
「ここに行き方書いてください」チケットの入ってた封筒差し出す→
「通りに出たら左に曲がりLe Roiレストランの前」→Ce Roiと誤読するもなんとか発見→
またかざされるQR読み取り機に怯え「ブレスレットに交換するんじゃないの?」→
「これがオーケーならブレスレットにできるんだよ」→☺️✨
おねーさんが一筆書いてくれなかったらもうちょっと彷徨った気もします、大感謝🙌
事前にどこかでブレスレットに変えると言う思い込みがなければ…
チケット問題いつも悩みの種だったのに、前回のクラニスカゴラが楽過ぎ仕様だったので油断していた…反省。
シャトルバスチケットもたらい回しだったけどもういいやw
500m先をin frontって言うなw
トレトレトーレ
マドンナディカンピリオのレースはTreTreTreって愛称らしくあちこちで見聞きするんだけど、
レース間のサローネホッファーで飲食してたら
ご陽気な兄さんが私の顔を見て急に「トレトレトーレ」と🤭
正直こんな所にアジア人がいるの?ってレイシズムが滲んでる気がして乗れなかった。
シュラドミングで変顔兄さん達に巻き込まれた時とは多分何かが違う。
マドンナのトイレ少な過ぎ問題
トイレはどこにあったのか。
サローネホッファーはさすがに劇場だしあるだろう→個室は一つでした。
マドンナの宿
テーブルでサービスしてくれる人は主がアルジェリアとかチュニジアとか系のおじさんで
若者のイタリア人もいたけどおじさんのが意図を汲むのが上手いと言うか、
確認をちゃんとしてくれる(察し過ぎて別料金のコーヒー薦められない悲しみ)
フロントにたまたま来ていたシェフを紹介されるもその場では保留にして、
あとからお願いしますと頼む間の悪さ…が、この旅で二番目に美味しいご飯はここだった。
シェフはインド系な気がしたけど、セコンドの豚とキノコの料理はちょっと中華みあった🤭
マドンナのホテルのマダム
独特のゆっくりしたリズムでイタリア語風巻き舌が混ざる英語で、完全にペースを掴まれた。
ただでさえダメな英語がしどろもどろになるので、
出来るだけこちらから用件を切り出して伝えるようにしました。
(手書きのフローチャートを見せながら説明したり)
車出し等どうするのがベストか考えててくれたし、
レースから戻って来た時、明日はバス停までのシャトル出せるよって手紙が届いてて凄く嬉しかった。
去り際、もう日本にかえるの?って聞かれて
「これからトリエステ・ベネチア・ミラノに行くし、ここの前はパレルモとローマを巡っていたよ?」
と説明したら特にパレルモをキラキラした笑顔で喜んでいた。
シチリアには抗えない魅力があるのかw
マドンナの車のおじさん
送迎シャトルのおじさん、癖の少ない英語で気さくに話しかけてくれた。
昨日のレースの話やイタリア選手の話(詳しくはなさそうだからメルグとグロス程度に)
これからの旅程の話など。
(乗り換え駅のある)ヴェローナは湖がきれいだよ!って言われ、
帰国してから地図を見たらイタリア最大の湖じゃねーか😂
スキーレース見るだけじゃなくスキーするのも好きだけど、
私がイタリアにいれる間にスキーする時間は足りないんだ、滑りたいけどねって話をしたら
戻って来れて滑れると良いねって言われホロっと来る。
バス乗り場に間違いはないか確認しつつ到着。
荷運びも運転も無料でやってくれているのでせめてチップと思い
手渡そうとしたら笑顔で断られ握手でお別れ。
トリエステへの乗り継ぎ途中の爆睡くん
ÖBB運行の特急に乗って自分の指定席に
トレントからヴェローナまでのリザーブ済みのl紙が出てるのを確認。
が、その席には爆睡中の若者がいて声をかけても起きない。
通路の反対側の持ち込みビールとサンドイッチを楽しむドイツおじさんの隣に座らせて貰う。
May I have this seat?は魔法の合言葉(2度目)
「私の席はあそこなんだけど彼が寝ているから…」
爆睡くんはあと15分の所で目覚めて若干の気まずさ…
ベローナのツインテール
ベネチアメストレまで行く小一時間、
しばらく違和感に気づかず居たけどツインテールメガネ女子がいた😂
イタリアオタク女子なんでしょうか、
オタク系学校っぽい学校名とロゴの入ったカバンを持っていた。
トリエステのカフェのマダム
カフェで卵色くっきりのフレンチトーストwithハムチーズ目玉焼き添えを頼んだら、
お隣でも同じメニュー頼もうとしてるなー
お隣から「あなたのそれ美味しそうに見えたから頼んだけど、どう?」
「すごく美味しいよ!」
「よかった、私には4切れは多いんだけどね多いんだけどね☺️」
トリエステのカフェのおねえさん
トイレに行きたくて「Where is a restroom?」って聞いたら、
レストルーム?ここがそうよ?って😂
英語圏以外で聞くと他の言い方しないと通じないはあるあるなんだけども。
トリエステの豚肉ビュッフェのお店で。
めちゃ小さいチワワが初老マダム2人と店内にいてたまに吠えていた。
ちょっとウチのピーター並みに行儀がよくないなとか考えてたら
帰り際にそのマダムに
「この子はランボーって言うのよ、とても強いのよ」って話し掛けられる。
ファイティングポーズ取りながら「もちろん男の子よ」😅😅😅
トリエステからメストレのバス
ボーッとしててベネチアメストレに着いてると思わず。
私の席を後から使う予定の女子に声を掛けられ押し問答
→え?ここベネチアメストレなの?そうだよ!とやってる内に発車しそうになり、
周囲の乗客が「止めて止めて!」私も「すいません、降ります!降ります!」
トランクルームから荷物を出してたら上からくだんの彼女の顔が覗いたので
サムアップと笑顔で感謝を伝えると彼女も嬉しそうな笑顔に…感謝しかない☺️
ベネチアのオステリア
すんごく英語上手い接客のおじさん、アペリティーボ客で満杯の時間に行くミス、
セットメニュー見ながら「プリモはイカスミパスタにしたいけど、アンティパストはお薦めある?」
若干不服そうに「どれも全部お薦めで美味し…牛肉のタルタルはどう?食べられる?」
これがこの旅一美味しいご飯だった…そもそも牛の生肉は今の日本じゃ食べられない😭😭😭
甘い香りの牛肉に爽やかなオリーブオイルの香りと絶妙な塩加減、
イカの身の出汁と墨の出汁とパスタの柔らかさの絡み具合も絶妙だった。
ミラノのOPツアーガイドのマダム他
最後の晩餐ツアーの妙齢ガイドさん。
毛皮の帽子とミニコートが日本で言ったら皇族っぽいセンス、
おっとりした独特の英語を話す人だけど日本に二度行った、とても美しい国と言ってくれた☺️
東京と京都と富士山を見たとか。
私は「京都はキレイだけど東京はそんなでもない😁」と答えると隣の兄さんが軽く吹いてた。
その兄さんの彼女は日本に行って花見をした事があるとか。
「我々は桜の下にいる時飲む事しか考えてないよ」と言う自虐ギャグ連発。
イミグレの日本オタク
最後の最後に日本大好きだよ〜😆😆😆と言う兄さんに遭遇、
絶対オタクだと思うけど出国審査で話し込む訳にも行かずw