香港はトラウマだった
初めての海外旅行は高校生の頃の香港家族旅行、これがトラウマで…
・プランニング不足
・ガイドさんが日本軍と日本の行いについて度々ぶっ込んでくる
・亜熱帯という気候にアジャストできず
・(今から思えば)脱水症状
・思春期で内向的→カルチャーギャップに心を閉ざす
・外国語アレルギー
・具合が悪いおかゆが食べたい→脂の入った中華粥を胃が受け付けない
等々、心の準備も何もかも足りない状態で行ってしまった。
香港は父が仕事で香港経由で広州に何度か行っていて父の発案。
が、いつもアテンドされるだけの旅行ベタで
オプションツアー等も殆ど入れてなくて、
父が何か考えているだろうと家族全員がアテにして…というもったいない準備。
何をしたいのか判らない行程に体も心も疲れてホテルで寝込む。
日本に帰ってきた時は心底ほっとした顔をしてたらしい。
ただ自分でも無条件に他人をアテにした結果がこれだという自覚はあって
これ以降は一時プランニングの鬼と化してしまう。
一年後の母と妹と行った京都旅行は無茶な旅程を立てて回りきれず、
食事はどこに行けばいいのかまではプランニングしきれず、
また悔し涙にくれる旅行をしてしまった…。
そんなこんなで今は
・旅の途中体調不良になるのはある程度前提条件
・適度に緩みのあるプラン
・調べすぎや旅程にこだわり過ぎない、ある程度は現地での流れに任せる
・ごはん大事。そこだけはある程度目処つけて行く。
・何が起きるか想定できる事はしておく。
・どんどん話しかけて質問やお願いとか挨拶語を発する
・日本軍や日本が何をしたのかは何となく頭に入れつつ、自分で責任は取りきれない事なので半端な意見は述べない
特に最後の項目は理想論でポリティカルな話をした人が
ガチの米軍軍人(多分)を本気で怒らせて楽しい時間がぶっ壊れたのを見たので
もう絶対触れない触れない。
あ、香港が良かった事も多少あって。
この時の往路が雷ビカビカ大雨エアポケット落ちまくりという最悪の状態だった
(私自身はこのス~って落ち方が結構楽しかった)
これが最初だと多少の揺れは何とも思わないという強さに変わってます。
ACLで広州に行った時、
お肉の出汁と脂の効いたお粥にホッとした自分に変わったなぁと思わされたw
今だともっと食べたかったアレコレを帰国してさらに追い中華してるものね、変われば変わるものだ…